Tech Blog of A.K

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「内部統制」の記事一覧

2013年6月に開示すべき重要な不備などを公表した企業7社+α

2013年6月に内部統制報告書において、開示すべき重要な不備などを公表した企業です。3月決算会社にとっては5回目の内部統制報告書の提出となりました。経営者の評価結果で、開示すべき重要な不備があり内部統制は有効でないとした […]

不正調査ガイドラインが問題視する現状の不正調査報告書の内容

日本公認会計協会が7月2日に経営研究調査会研究報告「不正調査ガイドライン」の公開草案を公表しました。 ここ数年、会計不正事件(資産流用、不正な財務報告など)を対象とした第三者委員会には、必ずといっていいほど公認会計士もそ […]

内部統制報告書-開示すべき重要な不備の事例(2013年5月)

2013年5月に内部統制報告書において、開示すべき重要な不備などを公表した企業です。 開示すべき重要な不備などの概要 椿本興業株式会社 過年度から特定の取引先との取引に際して、商品の納入・販売の実体が無いにも関わらず仕入 […]

リスクはあるかもしれないと信じなければ見えないもの(明治機械押込・架空売上その2)

リスクとは、潜在的なものです。ですので意識して、「そこにリスクがあるかもしれない」と思わない限り、その存在を認識することはできません。 以前リスクマネジメントに関する研修テキストでリスクを説明するスライドに「宇宙人」のイ […]

職業的懐疑心を適切に発揮したという主張は実施した監査手続の内容だけが根拠となる(明治機械押込・架空売上)

監査人は監査の実施にあたって、職業的専門家としての正当な注意を払い、職業的懐疑心を保持して監査を行います。したがって、経営者が誠実であるとも不誠実であるとも想定しないという中立的な観点で業務にあたり、そのうえで職業的懐疑 […]

内部統制報告書-開示すべき重要な不備の事例(2013年4月)

2013年4月に訂正内部統制報告書において、開示すべき重要な不備などを公表した企業です。 株式会社中広は、国税の税務調査の結果、判明した財務諸表の誤りが、決算財務報告プロセスにおける検証項目・検証体制が不十分であることに […]

架空・循環取引における取引実態の調査(オリバー社内調査委員会)

先日エントリーしたオリバーの事案では、決算に与える影響額を算定あるいは見積もるために、取引の実在性及び架空・循環取引の特定が社内調査委員会に重要な調査事項となっていました。 今回の事例に限らず、循環取引は、内部統制上重要 […]

内部統制報告書-開示すべき重要な不備の事例(2013年3月)

2013年3月に内部統制報告書ならびに訂正内部統制報告書において、開示すべき重要な不備などを公表した企業です。3月決算会社で1社、12月決算会社で4社ありました。 明治機械株式会社はH21年3月期~H24年3月期までの訂 […]

開示すべき重要な不備などまとめのつづき(2012年1月~12月)

前回のエントリーに関連して昨年1年間(2012年1月~12月)に提出された内部統制報告書・訂正内部統制のうち意見不表明だった企業と上場廃止した企業の報告書をまとめておきます。 意見不表明 最初に経営者が内部統制の評価結果 […]