Tech Blog of A.K

DXやIT活用を目指す組織の中で、プロジェクトを推進する人を応援するブログ

「不正リスク」の記事一覧

不正会計に関する知見を得たい人が読んで欲しい書籍-企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか「会計不正調査報告書」を読む

自社で不正が起きてしまったときに「まさか自社で不正が発生するとは」というように、あらかじめ自社の不正リスクを想定することは、なかなか現実味がないと思います。しかし、実際に不正が起きてしまうと、その後処理のために要する時間 […]

企業として不正リスクに関する見解と対応をあらかじめ整理しておく

不正リスク対応基準では、「不正をキャッチするアンテナの感度を上げる」ためのヒントとして、付録1「不正リスク要因の例示」をあげています。この付録1が、今回、不正リスク対応基準の中で企業側が最も参考にすべき箇所と考えています […]

顕在化した不正事案から、実際にどのような不正リスクがあるのか想定する

以前、不正リスク対応基準は監査人だけでなく、企業も当事者意識をもつことでうまく機能するというエントリーを書きました。そこでは、不正リスク対応基準の当事者は監査人だけではなく、企業も当事者意識を持つべきであると述べました。 […]

不正調査の質はどんな仮説を構築できるかで決まる(コーナン商事-第三者委員会の調査報告書)

ある事実を解明しようとするときに、情報の収集や観察は欠かせませんが、そもそも何を求めようとしているのかが明確になっていないと、必要な情報も効率よく収集することはできません。同じことは不正調査においても言うことができます。 […]

不正リスク対応基準は監査人だけでなく、企業も当事者意識をもつことでうまく機能する

「監査における不正リスク対応基準」の当事者は誰ですか、と問われれば、それは「監査における・・・」なのだから監査人のためでしょう、という返答がありそうですが、それはもちろん正解であるとして、企業にとっても監査を受けることを […]

不正調査ガイドラインが問題視する現状の不正調査報告書の内容

日本公認会計協会が7月2日に経営研究調査会研究報告「不正調査ガイドライン」の公開草案を公表しました。 ここ数年、会計不正事件(資産流用、不正な財務報告など)を対象とした第三者委員会には、必ずといっていいほど公認会計士もそ […]

「監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公開草案)」に対する意見(日本公認会計士協会、日本監査役協会)

平成24年12月21日付けで金融庁・企業会計審議会から公表された公開草案に対して日本公認会計士協会と日本監査役協会から意見書が提出されています。 監査における不正リスク対応基準(仮称)の設定及び監査基準の改訂について(公 […]